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もしインフラが途絶えたら、あなたは生き延びられますか?(連載物 完結編)


創光ライフの江守です。

〔 前回までのあらすじ 〕

普段と変わらず、いつも通り爽やかなスマイルを振りまきながら精力的に仕事に取り組む私に、妻から突然の電話が・・・・。 その内容とは、住んでいる地域のガス供給が全面的にストップし街中が大混乱に陥っているという、衝撃的なものであった。

その日から主要インフラのひとつである「ガス」のない生活が始まった。 

事故の翌朝のジョギング後は心臓麻痺に充分注意しながら、冷水シャワーを浴び、震え上がりました。

妻は2つのカセットコンロを使い、朝食を作っていました。 

一番困ったのは、やはりお風呂でした。 地域の方も銭湯や親戚・友人宅にお風呂を借りに行かれていました。 ただ、後日談によると銭湯に行くにも比較的近くで営業をしている処はどこも大混雑で、かなり遠方の銭湯まで行かれた方もいたようです。 そして、親戚や友人宅のお風呂借り派の方々も大阪や福知山などかなり遠方までお風呂を求めて移動されていたようです。 

ただ、どっち派であろうと、そういう風に「動ける人」はそれが遠方であろうとも、まだいい方で一人暮らしのお年寄りの方などは、為すすべもないという方もいらっしゃったのではないでしょうか。

私達家族は私の実家(車で約15分の向日市という所)でガスが復旧するまでの間(4~5日で復旧しました)お風呂を借りました。

ただ、そんな近くに行くだけでも、妻の地域会合や子供の習い事が終わってからになるのでなかなかスムーズにはいきません。 そして、私も仕事が終わり次第、実家へ向かい晩御飯とお風呂の世話になりました。

順番に風呂に入らせてもらい、コーヒーを飲んで少し話をしているだけで、ふと気がつくと時計はいつも10時をまわっていました。

実家から自宅に帰る途中に向日市の競輪場の大駐車場があるのですが、そこには各方面(大阪・兵庫・滋賀県等)から応援に駆けつけてくれた待機工事車両でごった返していました。 職人を乗せた大型マイクロバスも4~5台停車していました。

そして、地域内の深夜スーパーやコンビ二は、どの店も職人さんでいっぱいでした。

あらためて大変なことになっているんだなぁ、と実感しました。

京都市上下水道局によると、破損した水道管は埋設して36年が経っており、酸性土壌で鉄製の管が腐食したのが原因とみられ、今後は同じ地質が広がる洛西ニュータウン一帯を重点的に調べるそうです。

配管図データを基に水道管を更新していない地点を拾い出し、別の台帳で近くにガス管が埋まっていないかを調べるそうです。

同局によると、市内の水道管全長2538キロのうち、管の更新を終えたのは09年度までにわずか336キロ。

耐震化も含め毎年30億円程度を更新費に充てているが、年間の平均更新ぺースは12.5キロにとどまっている模様です。

市内では管の老朽化に伴う漏水事故が07年度に94件、08年度に97件、09年度に74件、10年度には11月末までに34件と多発しているが、その都度補修で対応してきた。

水道部管理課は「今までは埋設時期が古い管から順次更新してきた。 今後は漏水事故があった路線の優先度も考慮して更新していきたい」としている。

上記のデータが表すように、管の老朽化に伴う漏水事故が毎年多発しています。

今回はたまたま近くにガス管があったために、甚大な被害(ガス供給停止15000世帯、水道停止1500世帯)となりましたが、いつ何時同じような事故が起こらないとも限りません。

今回、普段何気に使っているガスが急遽止まったことにより、大変な不便を感じました。

地域によってはガス・水道の両方が止まっているところもありました。

もし、我が家も水道が止まっていたら、どれだけ不便だったろうか。 考えただけでガスが止まった事の比にならない不便があったと容易に想像できます。

高度成長期につくられたインフラが耐用年数を向かえているのはどこの地域も同じのはず・・・。
財政も厳しい中どうしていくか、私たちも考える必要がありそうです。

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